内視鏡検査はがんの早期発見に有効な検査方法のひとつとして重要な役割を果たしています。
無症状のことが多い早期がんの状態で発見できれば、かなりの確率でがんを治癒することができます。
胃内視鏡検査
このような方に、胃内視鏡検査をお勧めします
- ・胃の不快感、胸焼けを感じる
- ・みぞおちの辺りが痛い
- ・胃痛、胃の不快感、膨満感
- ・のどや胸につかえる感じがある方
- ・頻繁にげっぷが出る
- ・吐き気がする、嘔吐した
- ・血を吐いた
- ・貧血である
- ・便が黒い方
- ・体重が急に減少した
- ・ピロリ菌が気になる
- ・胃潰瘍と診断された、なったことがある
- ・十二指腸潰瘍と診断された、なったことがある
- ・肝硬変と診断された、なったことがある
- ・食道がんと診断された、なったことがある
- ・胃がんと診断された、なったことがある
- ・胃ポリープと診断された、なったことがある
胃の内視鏡検査で分かる病気・病変
- ・逆流性食道炎
- ・食道がん
- ・胃炎(急性、慢性)
- ・胃潰瘍
- ・胃ポリープ
- ・胃がん
- ・十二指腸潰瘍
- ・十二指腸がん など
症例紹介
正常な胃の様子
活動期の胃潰瘍
胃前庭部で認められた
早期胃癌
ピロリ菌検査
2013年2月から、胃潰瘍、十二指腸潰瘍のみならず、「慢性胃炎」にまでピロリ菌除菌治療の保険適用が拡大されました。当院では、胃がんや胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの主な原因とされている保険診療としてピロリ菌の除菌治療を行うことができます。
また、内視鏡検査で胃炎などが確認されたうえで、ピロリ菌感染が確認された場合には同時に除菌治療を行うことができます。
※胃内視鏡検査を受けない場合は、検査・除菌治療ともに自費診療となります。
大腸内視鏡検査
このような方に、大腸内視鏡検査をお勧めします
- ・便に血が混ざる
- ・下血がある
- ・便秘の方、下痢の方、あるいは便秘・下痢を繰り返す
- ・トイレに頻繁に行きたくなる
- ・便をすっきり出しきれないと感じる(残便感のある)
- ・以前と比べ便が細くなった
- ・下腹部の痛み、不快感、膨満感
- ・左下腹部がよく痛くなる
- ・便潜血検査で陽性
- ・大腸ポリープと診断された、なったことがある
- ・大腸がんと診断された、なったことがある
大腸の内視鏡検査で分かる病気・病変
- ・大腸がん
- ・大腸ポリープ
- ・大腸炎
- ・クローン病
- ・潰瘍性大腸炎
- ・腸結核
- ・虚血性腸炎
- ・大腸憩室
- ・大腸粘膜下腫瘍
- ・カルチノイド など
下剤について
現在大腸内視鏡の前処置の下剤は当日2Lの水にとかして2時間ですべてを飲む方法が主流ですが、下剤を飲むのがつらい方は、適切かつできるだけ楽な方法で準備して頂けるようご提案していますのでご相談ください。
症例紹介
発見が難しいといわれる
陥凹型大腸早期癌大きさ35mmの
有茎性大腸ポリープ血便をきっかけに診断された
潰瘍性大腸炎
ポリープについて
大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合は、内視鏡下に切除することができます。
ポリープが大きい場合や先進治療が必要な病変の場合、入院が必要な場合には患者様の安全性・有益性を最優先に考えて治療可能な連携病院を紹介しております。
大腸内視鏡検査の費用(目安)
保険診療 | 1割負担 | 3割負担 |
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大腸内視鏡検査 | 約2,000円~5,500円 | 約6,000円~16,000円 |
内視鏡的大腸ポリープ切除査 | 約7,000円~9,000円 | 約20,000円~30,000円 |