診療・予約について
- Q診療の予約は必要ですか?
- 一般内科診療は予約制ではありません。
内視鏡検査は予約制です。お電話でも予約を承ります。 - Q健康保険は使えますか?
- 当クリニックは保険医療機関ですので各種健康保険が使用できます。安心してご来院ください。
- Q初診の時に必要なものは何ですか?
- 健康保険証です。また紹介状や検診の結果、お薬手帳のある方はお持ちください。
- Q人間ドックの結果で再検査や治療が必要といわれた時はその結果について診察、治療できますか?
- 一般内科診療も行っております。検査結果をご持参の上ご相談ください。
胃・大腸内視鏡検査について
- Q内視鏡の予約はできますか?
- 内視鏡の日時の予約は、お電話で可能です。内視鏡予約のお電話をいただいた日の7日(1週間)以内(休診日除く)に診察を受けていただきます。診療情報の確認、検査前の治療薬服用の有無、血液検査(初診の方)等の案内・説明をさせていただきます。ただ、当クリニックを初回受診される方につきましては一度ご来院してからの内視鏡予約とさせていただいております。
- Q内視鏡検査の費用はどのくらいですか?
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1割負担 3割負担 腹部超音波 約600~800円 約1,800円~2,500円 胃内視鏡検査 約1,500円~3,600円 約4,500円~11,000円 大腸内視鏡検査 約2,000円~5,500円 約6,000円~16,000円 内視鏡的大腸ポリープ切除 約7,000円~9,000円 約20,000円~30,000円 ※これは検査のみのおおよその料金です。
組織検査の有無やポリープ切除の治療内容により料金に幅があります。 - Q大腸内視鏡検査はどのような検査ですか?
- 腸管洗浄液で大腸の中の便をすべて排出させ綺麗にした状態で、肛門から内視鏡を挿入し、まず盲腸まで入れていきます。盲腸に到達後ゆっくりと内視鏡を肛門に向かって抜きながら詳細に観察していきます。ポリープなど病変が発見された時は、内視鏡を用いて詳細に観察し(当院は拡大内視鏡及びNBI[画像処理システム]を使用しておりますのでより詳細な観察が可能です)、発見されたポリープが内視鏡で切除できうる腺腫あるいは初期の癌なのか、あるいは外科切除が必要な進行した癌なのか、をリアルタイムに判断します。内視鏡治療が必要な2cm以下のポリープであれば日帰りポリープ切除術を行います。
- Q大腸内視鏡検査は痛いですか?
- 大腸の長さや走行には、個人差があります。大腸内視鏡を挿入する際に屈曲が強い部分(あるいは走行が複雑な部分)では、挿入に高度の技術を必要とします。内視鏡を押し込んでいくような内視鏡挿入技術では痛みを感じることがあります。このため、腸管に対して直線的に腸管を折りたたむように挿入していけば、苦痛の少ない検査になります。さらに、患者さんの状態に応じて鎮静剤(眠くなる薬)を点滴注射にて使用することでよりリラックスしていただき、いわゆる「ウトウト」した状態で検査を受けていただいています。また、当クリニックでは腸管を膨らます際に空気の代わりに炭酸ガスを用いることで検査後のお腹の張る感じ・不快感を軽減することにも努めています。いろいろな工夫を加えることでより苦痛の少ない内視鏡検査を実践しています。
- Q大腸検査前の腸管洗浄液の種類を選ぶことができますか?
従来大腸内視鏡の前処置の下剤は当日2L~1.8Lの水にとかして2時間程度で飲む方法が主流でした。この下剤は腸管洗浄液と呼ばれ、胃・小腸・大腸などで吸収されにくい成分でできており短時間のうちに消化管の内容物を肛門から外に排出させます。
ただ、この腸管洗浄液を飲むのは大変なので、患者さんの状況(基礎疾患や年齢など)により下剤1L+水0.5Lあるいは検査食併用など前処置の個別化も行われています。
そこで当クリニックでは大腸内視鏡の下剤の方法を患者さんの状況を伺った上で選択していくようにしています。- 1. 従来の1.8Lに溶かす腸管洗浄液
- 2. 前日に検査食を食べて当日1Lだけ腸管洗浄液を飲む
- 3. 下剤1L+水0.5L、前処置の状況により腸管洗浄液の追加あり
(準備や飲み方がやや複雑です)。
- Q胃内視鏡検査は苦しいですか?
- 通常の胃内視鏡検査では、喉にスプレーあるいは液体の麻酔をして、喉に表面麻酔をした上で行います。しかし、これだけでは検査中に「げっ」となったり、喉あるいは食道入口部に不快感を感じたりすることがあります。ただ、これは個人差がありますので、検査を受ける上で不安に感じたり、過去の胃内視鏡検査で苦痛を感じたりした方には、鎮静剤を使用して「ウトウト」しながら行う方法、あるいは鼻から内視鏡を挿入する方法(経鼻内視鏡)など患者さんのニーズにあった苦痛の少ない胃内視鏡検査法を提案させていただきます。
- Q診察当日に内視鏡検査ができますか?
- 緊急性がある場合を除き原則的にできません。検査前採血(必要な方のみ)や検査前の注意事項の説明などを行いますので事前の診察を受けてください。大腸内視鏡検査では検査前処置のための下剤を事前にお渡しします。
- Q内視鏡検査はどのくらい時間がかかりますか?
- 胃内視鏡は5-10分、大腸内視鏡は15-20分程度です。鎮静剤使用の有無により異なりますが検査終了後は回復室で30分から60分程ゆっくりお休みしていただきます。その後に診察室で結果説明となります。
- Q胃カメラと大腸カメラを一緒にできますか?
- 胃と大腸のカメラを同時にすることができます。午後からの検査になります。
- Q日帰り大腸ポリープ術のメリット、デメリットは何ですか?
- メリットは入院しなくて良いこと。ポリープ切除後はご自宅で療養できます。日帰りポリープ手術の方が社会復帰も早くなる印象です。また入院費がかからないので、全体の費用を抑えることができます。
デメリットはポリープ切除後の出血など偶発症に対する不安です。入院していれば偶発症が起こってもすぐに医師や看護師さんが来てくれますが、自宅では必要に応じて病院を受診するなど患者さん自身での対応が必要です。このため、何か症状があった場合にはクリニックへ連絡いただければと思います。ただ緊急の処置を要する偶発症の頻度は低頻度です。
ピロリ菌の検査・治療について
- Qピロリ菌の検査はできますか?
- 保険診療として胃内視鏡と同時に行うことができます。胃内視鏡を受けない場合は自費診療でピロリ菌検査をすることができます。
- Qピロリ菌の除菌治療はできますか?
- 胃内視鏡を受けて慢性胃炎が確定している方は保険診療で除菌できます。
ピロリが陽性とわかっている方で、内視鏡をやっていない方は是非、胃内視鏡検査を受けてから除菌することをお勧めいたします。
また、ドックの胃カメラで慢性胃炎の診断を受け、ピロリ陽性と診断された方は保険適応で除菌できます。検査結果を持参してください。 - Qピロリ菌を除菌したら胃の検査はしなくても良いですか?
- ピロリ菌を除菌することで胃の病気のリスクは減らせますが、胃の病気にならないわけではないので定期的な胃の検査は続けるようにしてください。